「歌謡曲だよ、人生は
完全ガイド」
ウルトラ・ヴァイヴ／2007.6.1／\1,200
ふと、口ずさんでしまう、あの曲は、
なぜ、こんなにも魅力的なのだろう。
映画「歌謡曲だよ、人生は」に登場する名曲を徹底解説。
昭和の思い出とともに、あなたの大切な一曲を読み解く、
歌謡曲バラエティ・ブック。
＜帯より＞
少し前の日記に書いたのは「歌謡曲だよ、人生は」の小説版。
こちらは映画のガイドブック版。
http://tsukiakarinomai.ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10033217244.html
個々の楽曲の魅力や時代背景やエピソードを映画の見どころを
交えながら読み解いてたったもの。
写真も豊富で、映画のスチール写真はもとより、その歌謡曲に関する
写真も豊富。
ジャケット写真や歌詞と楽譜付。
「歌謡曲の始まりと終わり」とか「歌謡曲と魅惑のリズム」
「黄金時代のヒットメーカー 作詞家編」などのコラムも
おもしろい。
インタビューは、監督の矢口史靖や女優インリンなど。
演歌の範疇に入れられがちだった北原ミレイの
デビュー曲「ざんげの値打ちもない」の楽曲に
まつわる話もいい。
壮絶な捨て節で、捨て鉢な女を歌った「やさぐれ歌謡曲」
と称され、無理やり不幸な女の身の上話を聞かせている。
「劇画」が台頭された時代であり、劇画的な世界観が
歌謡曲の詞として登場した時代だとのべられている。
■『小指の思い出』ジャケット写真（本紙より）
■『ざんげの値打ちもない』ジャケット写真（本紙より）