「あいどるDays 2」 | 月灯りの舞

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自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

「あいどるDays 2」

  北原 雅紀:作/真里 まさとし:画
  ヤングジャンプコミックス/集英社/2007.8.22/505円



あいどるデイズ②.

女装×アイドル×ラブコメ第(2)集!
男であることを隠し、人気アイドルグループのメンバー“トマト撫子。”
として活動を始めた早乙女利之は、度重なる試練をアイドルヲタならでは
(?)の機転で切り抜け、メンバーともも急接近。
だが、利之にセンターを奪われた天童あかりだけは、
ライバル心を剥き出しにするのだった…!!  <裏表紙より>


女装して、大好きなアイドルグループのメンバーと
なる男の子という、アイドルヲタにとっては
夢のようなお話の最終巻。


それぞれの個性が活かされたかわいいアイドルたち。
アイドル側の視点、ファン側の視点、それぞれが
うまく詳細に描けていて、アイドルに興味がない人でも
ラブコメとして、楽しく読めまるよ。


こんな台詞がある。

どこか不完全な子ほど 
 ファンは応援しがいがあるものなのさ。
 アイドルとファンてのはともに成長していく関係なんだ


完璧な「スター」じゃなくて、
どこかたよりなげなところがある「アイドル」が
魅力的なのかも。


特に男の人って、まだ売れない頃のアイドルを
「俺が発掘したんだー」って想いたい人って多いような
気がする。

自分だけが知っている この娘の魅力みたいなとこ。

そして、俺らが応援し、見守ってあげて
育てていくみたいなのが好きなのかも。

そういえば映画「キサラギ」でも、
音痴であぶなっかしい如月ミキが
魅力的なアイドルとして描かれていたね。