「狙ってみたいあなたのための
シナリオ・コンクール攻略ガイド」
シナリオ・センター編
彩流社/2007.5.1/1500円
各種コンクールの“傾向と対策”を
徹底分析、丸裸に!
受賞者インタビュー多数収録。
<帯より>
前から欲しかったこの本をもらった。
うれしい。
応援してくれる方がいることは
とってもありがたい。
もう 頑張らなきゃと、思える。
シナリオは感性的なものだから、
試験問題のようにきっちりとした傾向とか対策
なんてないのかもしれないけど、
過去の受賞作のポイントを知ることは
大事なことだし、そこから学ぶことは多い。
それに各賞ごとのカラーというのも
わかると、自分の作品がどこにあっているか
絞ることもできて、大変参考になる。
入選作の概要を読むのも「あらすじ」を書く上での
ヒントにもなる。
先日のシナリオ講座を受講した時、
審査員をされた脚本家の方が
「私はあらすじは後で読みます」という方がいた。
あらすじで先入観をもたず、いきなり本文を読む
のだとか。
本文も最初の五枚以内でダメだと思うと先は読まないと
シビアなご意見。
反対にディレクターの方は
「まず、あらすじを読む」のだと。
そのあらすじがつまらないと本文を読まないこともあるとか。
審査員でも千差万別であるし、つかみが勝負なのか……。
せっかくいい台詞を書いたとしても、最後まで
読んでもらえないと伝わらないんだけどなあ。