「ヌードの歴史」 | 月灯りの舞

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自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

「ヌードの歴史」
 ジョージ・レヴィンスキー(Jorge Lewinski)著
 伊藤俊治/笠原美智子訳、
 PARCO出版/1989.12.18/¥3000


ヌード写真の誕生から150年。
そのパースペクティブ。
絵画の下絵としてのヌード写真 ポストカード、
男性雑誌等の商業用ヌード写真 芸術・美学的
ヌード写真。図版220点収録。

               <帯より>

パルコ出版である。だから、きれいな写真が多い。
女性も美しい人が多く、体のラインもいい。
だから、逆にいやらしさがない。


日本の「日本エロ写真史」は、もういかにも
ヌキマースみたいな感じだけど、こちらは
観賞しますって感じで芸術品。
女性の体一つでもいろんな表現方法があることに
驚く。


写真家のことはもちろんのことその時代の背景や
芸術観も語られていて、かなり深いヌードの
歴史書となっている。

男性ヌードもあるが、さすがに下向きだ。
             (2004.09.12読了分)


★「日本エロ写真史」の感想はこちら
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10003412832.html