6月読書会 「痕跡本の世界」 | 月灯りの舞

月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

木曜(6/18)夜は、読書会。
今宵は大盛況で、18名の参加。
3つのテーブルに分かれての紹介。


私のテーブルは、女子率が高く、
ほんわかムードな本が多かったかな。







私が紹介したのは


「痕跡本の世界 古本に残された不思議な何か」
古沢和宏著(ちくま文庫/2015.6.15)


「古書 五っ葉文庫」店主であり、
古本や痕跡本イベントを手掛ける著者。


古本に残された書き込みやメモや
挟みこまれたモノから、妄想を膨らませ、
ドラマを夢想しつつ、本を紹介。


「クワイエットルームにようこそ」に挟まっていたのは

某少年刑務所の閲覧表。

「いたこニーチェ」に書かれたラブレター、
翻訳絵本を上書きする文字の意図。


笑ったのが、「地球の歩き方」の

ゲストハウスのページに書き込まれた“うそつけ”の文字。


本と人の関係性は無限で、
古本となるとまた、それは不思議な世界観や

ドラマを見せてくれ、おもしろい


痕跡本の世界: 古本に残された不思議な何か (ちくま文庫)/筑摩書房
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