「縛師: 日活ロマンポルノ SMドラマの現場」 | 月灯りの舞

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自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

誕生日にもらった本。


「縛師: 日活ロマンポルノ SMドラマの現場」
  浦戸 宏 (著)   
  筑摩書房 /2015.3.24




観る者の妄想をかきたてるきびしい責め図が
成立し、かつ女優が耐えられるにはどう
締めればよいか。
伝説のロープマンが緊縛の様式美、
イマジネーションを語る。
        <表紙折り返しより>



日活ロマンポルノで、谷ナオミ主演の
「花と蛇」「生贄夫人」で緊縛指導を担当し、
以来50本を超えるロマンポルノ作品で、
数々の女優を縛りあげた縄師。


撮影現場でのエピソードが生々しく、
おもしろい。


ウソをホントに見せる「映画」の世界で、
SМという世界観をどう見せて行くか、
緊縄の文化と美意識が本音で語られる。

ロマンポルノという枠に限らず、
昭和の映画界の様子が解り、とても
興味深かった。

写真やイラストもエロティック。


縛師: 日活ロマンポルノ SMドラマの現場 (単行本)/筑摩書房
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