「作家養成講座 官能編」「官能小説用語表現辞典」 | 月灯りの舞

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自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

女流作家の官能小説もいいけど
こちらは男性執作家がメインの入門書。



「作家養成講座 官能小説編
  ―ベストセラーH小説の書き方教えます! 」
  ・館 淳一・睦月 影郎・北原 童夢・田拝 聡一郎:編著
   1,470円/ベストセラーズ /2000.3.5

   作家養成講座

自分の体験を赤裸々に…だけでは採用されない!
出版される原稿には理由がある。
原稿採用への最短コース。   <帯より>


小説の書き方だけでなく、戦後から現在に至るのでの
ポルノ小説の流れや代表作、代表作家などについても
語られている。

中でも第四章の「作家からのアドバイス」と第五章
「官能小説創作親切丁寧マニュアル」はとても
参考になる。


官能小説を書くにあたって、これも
手元にあると便利かも。



「官能小説用語表現辞典」
   永田 守弘:編集
  マガジンハウス/2002.1/2300円

官能用語辞典
官能小説を書こう!
必須項目2300語を収録。
これ一冊であなたも官能小説家になれる。
             <帯より>

女性器、男性器、オノマトペなどジャンル分けが
してあるのでわかりやすい。
『迫力表現』の項目はつい笑ってしまう。
“膣の奥を火達磨に”とか
“燃える松明(たいまつ)で軀を串刺しに”
とか、激しいセリフがいっぱい。



辞典なので価格はちょっとお高め。
でも、単語と意味を述べるのではなく、
実際の作品を引用しているのでわかりやすく、

読み物としてもおもしろい。






★「女流作家10人が教える  あなたにも書ける官能小説」
の感想はこちら
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10004765379.html