月特集の「YUCARI」 | 月灯りの舞

月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

マガジンハウスから出ている、
「はぐくむ、大切なことのすべて」を
伝えていくための広報誌というコンセプトのムック本。

“日本の大切なモノコトヒト” 「YUCARI(ゆかり)」


月灯りの舞



タイトルは、人と人を繋ぐ「縁(えん・ゆかり)」を表しているが、
私と同じ名前の音(笑)

この「YUCARI(ゆかり)」の第4号は「月」特集。

○月を眺める「名月を愛でるなら、優雅極まる観月会」
○月を食べる「料理びとの月見酒と肴」
○月をひも解く「美しい月とは、見上げるのではなく、見下ろすもの」
○月と遊ぶ「浮世絵で眺める、江戸の夜遊び」


どの章も美しい写真と粋なレイアウトは、
ありきたりになりがちな月特集とは違う
カルチャー誌としてのセンスを感じる。
「月と遊ぶ」の章では、
映画「猫と電車」の主演 篠原ともえさんが
「宙ガール」として、月の観測ポイントや月を
より素敵に感じる方法を語っている。


「月光写真家に聞く、ベスト満月」とか
「京都で月を見る場所」、
「月を愛でる江戸の女たちが描かれた浮世絵」などは、
とてもタイムリーで興味深い。

ブックレビューも「月にまつわる、胸きゅんブック案内」と
「月が象徴的な漫画」だし。

私が書くシナリオには必ず、満月のシーンが入っている。
今度の官能姉妹の映像にも入れている。
いいお月さまが撮れるといいな。

30日は中秋の名月、美しい月を愛でよう。


YUCARI Vol.04 月/著者不明
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